アートグリーンは、合同会社日本プリザーブドフラワー協会(東京都新宿区。売上2700万円、営業利益424万円、純資産827万円)の持ち分80%を取得し、子会社化することを決めた。アートグリーンは成長戦略の一環として、プリザーブドフラワーの普及と技術の向上を目的に各種広報・教育に取り組んでいる。日本プリザーブドフラワー協会は2006年に設立し、プリザーブドフラワーを趣味で楽しみたい人やビジネス展開を目指す人を対象に様々なレッスンを提供し、資格取得・検定を実施している。東京都内の百貨店には同協会直営の店舗で会員が製作した作品を販売する場を設けている。プリザーブドフラワーは生花を特殊加工したもので、生花のようなみずみずしさを備えながら長く楽しめる素材。新鮮な生花そのままに状態をキープして保存できる。アートグリーンは同協会を取り込むことにより、プリザーブドフラワーという新商材の販売の本格化と同時に、既存のブライダル事業への相乗効果を期待している。取得価格は240万円。取得予定日は2018年11月1日。