ジェイックは、法人向けに従業員のキャリア形成を支援するカウンセリングプラットフォームを運営するKakedas(東京都渋谷区。売上高202万円、営業利益△528万円、純資産3560万円)の株式80%を取得し、子会社化することを決めた。求職者を企業に紹介した後の定着・活躍支援サービスの拡大、新規提携大学の開拓などにつなげる狙い。取得価額は2億1300万円。取得予定日は2022年8月1日。Kakedasは2018年に設立。1500人を超える国家資格キャリアコンサルタント保持者(CA)が登録する日本最大級のキャリアカウンセリングプラットフォームを提供している。ジェイックは主にフリーターを含む既卒者や大学中退者・大学4年生などに一定の教育トレーニングを施したうえで企業に紹介する「教育融合型人材紹介事業」を主力とする。企業に紹介した人材の定着・活躍支援の一環として、Kakedasに登録したCAを活用したサービス提供などを行う予定。ジェイックは2005年の事業開始以来、これまでに求職者2万人以上、企業6000社以上の就職・採用を支援しているという。