夢真ホールディングスは、アウトソーシングやIT教育事業などを展開する日本サード・パーティに対してTOB(株式公開買い付け)を実施し、持ち分法適用関連会社または連結子会社化することを決めた。また28日付で、子会社で人材育成事業の夢エデュケーション(東京都千代田区)や夢テクノロジーが日本サード・パーティとの間で資本業務提携を締結した。夢真ホールディングスは、クラウドコンピューティング技術やビッグデータ、ロボティクスといった次世代技術領域に精通し教育ノウハウを持つ日本サード・パーティを取得することで教育事業の充実が図れると判断した。買付価格は1株あたり610円で、前日終値に対して18.91%のプレミアムを加えた。買付予定数は462万3947株(90.92%)で、下限は169万5200株(33.33%)。上限は設定されていない。買付価額は28億2000万円。買付期間は2016年9月29日から11月11日までを予定している。決済の開始日は11月18日。日本サード・パーティは賛同の意見を表明している。